里親さん募集のハウツー

猫の里親募集を成功させる10のコツ【3.里親募集サイトでの募集の書き方】

2017/03/20

猫の里親募集のコツ特集(全10回)の3.「里親募集サイトでの募集の書き方」です。同じことを書くのでも、「見てもらえる書き方」「印象に残る書き方」を意識すると効果的です。

前の記事「2.里親募集ポスターの作り方・書き方」

猫の里親募集を成功させる10のコツ 目次へ>>

【3.里親募集サイトでの募集の書き方】

猫の里親募集ができるサイトは「1.里親募集は「どこで」できるのか?」 で紹介しています。

入力フォームはサイトごとに違いますが、入力する内容はほぼ同じ。
ここではネコジルシでの入力を例に説明していきます。

ネコジルシ 猫の里親募集
ネコジルシHOME ※各ページの閲覧は登録不要、掲載には登録が必要です。

それでは、「ネコジルシ」の「里親募集」ページを見てみましょう。

 

1.右メニュー「新規掲載はこちらから」

「掲載時のお願い」「禁止事項」のページに飛びます。
いずれも、熟読してから掲載に進むことをおすすめします。
利用規約、諸経費の内容一覧、里親詐欺にあわない為に、里親譲渡契約書の4つのページにリンクされています。
「えー、ぜんぶ読まないとダメなの…早く掲載したいのに!」と思われるでしょうが…
先に読んでおくべきです!
読むと読まないとで、どう掲載するか、里親募集するにあたっての心構えと予備知識が全然ちがってくるからです。
あとで「えっ、そうなの… 先に知っておけば良かった!」と思って掲載内容を編集することもできますが、時間のムダになるだけです。

読みましたか? では「里親情報の入力に進む」 へ。

 

2.「里親情報の入力」

1.画像を選ぶ

画像は6枚まで掲載できます(あとから追加や変更も可能)
とりあえず1枚は必須です。
猫の詳細がわかる画像でなく、印象的・カラフル・猫の顔がよく見える画像が正解です。
1枚目の画像が募集のトップ画像になり、募集一覧で表示されます。

IMG_7467
他の募集に埋もれないように・目立つこと!を意識してください。
募集エリアの募集一覧を眺めて、どうしたら目立てるか、考えましょう。

2.基本情報

「募集タイトル」(必須入力)と「猫の名前」(任意入力)以外は選択するだけなので、簡単。
大事なのは、自分で文字を打ち込む部分です!

●募集タイトル

里親募集においてトップ画像と同じくらい重要なのが、ここ。
募集一覧や、SNSにシェアされた場合に表示されます。

印象に残る・どんな猫なのかわかる・最優先事項が伝わるタイトルをつけなければなりません。
ネコジルシの場合20字までですが、他サイトでも20字以内にしたほうが良いです。
参考例として、もう募集終了している私の募集を例に挙げます。

いま見ると、「お手本」として出すには不足なタイトルばかりです。
生まれる前からネコジルシに登録し、生まれた当日、母猫と子猫に付き添いながら書いたもの、
募集を続けるなかで変えていったものもあります。
募集終了してしまうともう編集できないため、いま補足させていただきます。

「5月7日生まれたてのキジシロちゃん 」
修正するなら
「5/7生まれ♡ひょうきんなキジシロの女の子です」性格と性別を入れたほうがベター。

「6/4 写真更新!グレーのカギしっぽ子猫 」
修正するなら
「6/4 写真更新♡幸運のカギしっぽ・グレーの女の子です」
※掲載が新しい募集が一覧上位に表示されるので、写真を更新したらタイトルに「〇日に写真更新」と書いていました。「前に見た」と思う人もまた見てくれる可能性をアップするため。

「サビ猫から生まれた黒猫ちゃん1(まっすぐ」修正するなら「お目目キラキラの黒猫ちゃんメス・長いシッポ」
幼いうちは毛色がよくわからず、後から黒以外の色も出てくるのでは…と思ったため、「サビ猫から生まれた」という曖昧な書き方になりました。こんな書き方でもご応募があり早めに里親さん決定したため、修正しませんでした。決め手は、「猫の名前」の「黒いダイヤ」だったそうです。

「三毛の子猫」修正するなら「スリム・シルキーな手触りのミケ美猫ちゃん♡女の子」

「ほとんど黒のサビの子猫」修正するなら「腰部分に茶の入った黒サビ女の子♪」

生まれた当日に募集を掲載したので、特徴をうまく把握できていなかった、と思います。
成長につれて個性が見え、よく見分けられるようになってから数回、修正しました。
募集一覧をよく眺めて、上手なタイトルをつけている人を参考にしてください。
特に、同じような募集との区別をハッキリつけるようにしましょう。
(月齢、毛色、地域などが同じだと、応募者さまも混乱して覚えてもらえないので…)

募集タイトルは、その猫ちゃんのキャッチコピーです。
よく考え抜いて、印象に残るものにしてください!
あとからベターなキャッチコピーを思いついたら、変更してください。

 

●猫の名前

「よそのうちの子になるのだから名前はつけないでおこう」
そう思っても、呼び名はつけるべきです!見た人の印象に残りやすくなるからです。

覚えてもらうことが目的でつける仮の名前なので、あまり凝らず、覚えやすいものを
かつ、他の募集の猫ちゃん(特に同じ地域・同じ柄・同じ性別など、応募者さまが比較対象にする子)と重複しないほうがベター。

うちは見た目で区別しようとして、仮の名を
「ミケちゃん」「サビちゃん」「黒まっすぐしっぽちゃん」「キジトラちゃん」「サバトラちゃん」「グレーかぎしっぽちゃん」
にしました。
しかし、「黒まっすぐしっぽちゃん」「グレーかぎしっぽちゃん」は長すぎたと思っています。
黒ちゃん、グレーちゃんで良かったかもしれません。
見た目でよく区別できないうちに無理やりつけた名前でしたが、後で変えても良かったと思います。

ちなみに、入力の際、「(仮称)」としたのは、良くありませんでした。
余計な情報がないほうが見た人の記憶に残りやすくなります!

3.地域情報

募集主の地域情報は、ありのままに。
都道府県と市町村までが必須入力で、掲載ページやSNSにシェアされた場合に表示されます。

応募可能地域を選ぶ目安は、「応募者さまにお見合いに来てもらえる範囲」「成約した時にお届けできる範囲」です。
お見合いとお届けは、あとのトラブルを防止するために、必ずしたほうが良いです。

トラブル…相手の人柄や身元が不明、里親詐欺、お渡しした後に「やっぱり返したい」と言われる、無断で別の人に譲渡されたり飼育放棄されたりする、など。

4.猫の詳細情報

ここから下は自由記入欄で、字数もかなり入ります。
しかし、あまりにも長いと全部読んでもらえないこともあるので、できれば重要なことに絞り込んだほうが良いでしょう。(その点、私の募集はあまり良くない例かもしれません…)

〇猫の健康状態

健康診断、寄生虫検査(駆虫処置)、二大感染症検査が済んでいるかどうかを書くと良いです。
赤ちゃん猫の場合はまだ出来ない場合もあるので、その場合は母猫の健康状態を書きます。

拾ってしまった赤ちゃん猫の場合、まだ掲載は待ったほうが良いです。
母猫の詳細も不明、募集する猫の健康状態も不明、だと、不利になると思われます。
別の記事で「掲載のベストタイミング」についても書きますが、
「早ければいいというものでもない」です!

健康診断や必要な医療を行って、いつでもお渡しできる状態で募集するのが望ましいですが…
保護ボランティアさんだとそうされていることが多いですが、
それができない事情がある場合は、里親さんにお願いせざるを得ません。
掲載にその旨を書くか、少なくとも「元気です。健康状態に問題ありません」とは書かないでおくか…
が良いかと思います。
お渡しするまでの間に病気などが判明してキャンセルになったり、
お渡ししてから「聞いてない」と里親さんとトラブルになったり、出戻りになってしまったり…を防止することも頭に入れておいてください。

 

〇猫の特徴など

ここには画像を貼ることはできませんが、Youtube動画を埋め込むことができます。
Googleアカウントを持っていればYoutubeに動画をアップするのは意外と簡単。
アップ後、「共有」をクリックまたはタップして表示されるアドレスを、そのまま貼りつけると、
里親募集掲載ページで動画を観てもらうことができます。
Youtubeへの動画アップ方法については、別の記事で書いています。
猫動画をYoutubeにアップする方法&音楽の探し方

 

猫の成長過程や性格について、文章で伝えることも大切です。
応募者さまが気にすることは
人間になつく子かどうか(怖がったり威嚇したりしないか)(抱っこナデナデできるか)」
「(先住猫がいる場合や複数で飼いたい場合など)猫同士なかよくできそうな子かです。
「おとなしいか活発か」「甘えん坊か、ひとりでいられるか」などは、
応募者さまの好みや家庭環境(在宅時間や家族人数など)によりけり。

 

5.応募に関して

〇里親募集の経緯

・保護猫(拾ってしまった等)か、自分の飼い猫が生んでしまった猫か
・飼えなくなってしまった猫の募集の場合、その理由

どこの里親募集サイトでも同様ですが、自家繁殖猫(避妊していなかったために生まれた子)の募集は原則は禁止、ネコジルシにおいては「初回のみ」とされています。

いままでご存知なかった方は驚かれるかもしれませんが、
飼い猫またはエサをあげている猫の避妊手術は飼い主(エサやりさん含め)の義務責任、というのが、現在の猫好き世界の常識となっています。
「自家繁殖は罪」とさえ言われるので、「もう二度と自家繁殖の募集はしません」という気持ちが見える一文を入れたほうが、印象が良くなると思われます。
(嘘はダメですよ!飼い猫ちゃんには避妊去勢手術してあげてください!)

募集者の立場を理解してもらうことが、この項目を入力する目的と思ってください。
誰でも、共感できる相手とやりとりしたいものです。

 

〇応募条件

里親募集において、もっとも重要かつ難しい項目です。

ここをしっかり定めて、応募者さまを絞り込む必要が出てきます。

一般的な応募条件は、

・終生飼育(飼育放棄しない)終生愛育(愛情を失わずに寿命まで可愛がって育てる)
・完全室内飼い
・(子猫の場合)発情する月齢までに避妊去勢手術
・毎年のワクチン+病気や怪我の場合には動物病院で診察・治療をする
・脱走防止対策
・猫を飼える居住環境(特に集合住宅の場合や賃貸の場合、猫禁止ではないか、頭数制限がないか)
・家族全員が猫の飼育に賛成
・募集主への猫の状態の報告
・譲渡契約書に記入・交換

上記にさらに細かい内容を入れる人もいます。
(掲載に書くには長すぎるので、「他にも条件あり、詳細はお問合せ後」などと記載します)
・身元確認書類の提出 ※ネコジルシでは提出要求は禁止、提示要求(見るだけ)は可
・家族構成(成人2名以上、家族の年齢性別、小さいお子さんの有無など)
・居住環境(間取り、賃貸か自己所有かなど)

・収入証明
・健康的な飼育環境の維持(フードの等級、飼育エリアの広さ、衛生状態・喫煙しない、など)
・猫の状態報告の頻度や期間、報告内容や方法
・(子猫の場合)避妊去勢手術の時期
・去勢避妊手術やワクチン終了の証明書提示
・死んでしまった場合の死亡診断書の提示
・賃貸の場合、猫を飼える居住環境であることの証明書
・譲渡契約書に含める項目                   などなど…

「誰でもいいから、もらって」「取りに来られる方」などと書くと、虐待目的や動物実験施設・三味線業者などへの転売目的の「里親詐欺」に目をつけられやすくなります。

応募者さまの立場からよく聞かれる声が
「応募条件や譲渡条件が厳しすぎる」「身元確認項目が多すぎて個人情報を出すのが不安」です。
しかし、厳しいのには理由があること。
可愛い猫が幸せに生きられる環境を自分が見つけてあげる責任がある、と思えば、妥協はするべきではありません。
とはいえ、応募者さまの気持ちも考えて、なるべく反感を持たれない書き方をするようにしましょう。
しかし、譲れないものは譲れないと最初からハッキリ表現しておくほうが、トラブルは避けられます。
文句を言ってくる人もいますが、割り切って受け流す覚悟を。

 

【3.里親募集サイトでの募集の書き方 まとめ】

いかがでしょうか。
里親募集サイトに掲載するだけでも、かなり頭を悩ませる作業になります。
そのため、「生まれる前から準備しておく」ことをおすすめします。
里親募集サイト複数への登録を先に済ませ、他の募集やサイトから提供されている注意事項などを熟読し、ご自分の募集内容を早めに考えておきましょう。

ネコジルシの記入例を挙げましたが、他のサイトでも入力フォームが異なるだけで、募集内容に入れる内容は同じです。
複数サイトに掲載しやすいように、入力内容(写真や文章など)をまとめて保存しておくと便利です。

 

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