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猫の里親募集を成功させる10のコツ【4.里親募集サイトの掲載、ベストタイミングは?】

2017/03/20

猫の里親募集のコツ特集(全10回)の4.「里親募集サイトの掲載、ベストタイミングは?」です。準備は早ければ早いほど良いですが、掲載はタイミングを狙って行いましょう。ベストタイミングについて考えてみました。

前の記事「3.里親募集サイトでの募集の書き方」

猫の里親募集を成功させる10のコツ 目次へ>>

 

【4.里親募集サイトの掲載、ベストタイミングは?】

2016/8/21撮影(サバちゃん生後3か月半)

A.里親募集に有利な季節

里親募集には「募集主が有利な時期」と「応募者さまに有利な時期」があります。

「子猫があまり生まれないシーズン(秋~冬)」は募集が少ないため応募が集中しやすく、
「募集主に有利(選択の幅が広い)時期」です。

逆に、
「子猫の出産シーズン~生後2か月になる頃(春~夏)」は募集が増えるため、募集する人は「他の募集」との競争率が上がり、応募者様には選択肢の多い「応募者さまに有利な時期」となります。

日本では幼い子猫ほど人気が高い傾向がありますが、動物愛護意識の高まりや知識の普及により、成猫を迎えようという人もだんだん増えてきています。事情により飼えなくなった猫の募集は季節を問わずに発生します。(引っ越しの多い時期には増えるのかも…)

成猫の里親募集であれば、季節を問わず「一日も早く掲載」をオススメします!
子猫の里親募集の場合は、季節以外にも検討すべきことがあります。(後述)

 

◆猫の繁殖期

メス猫の繁殖期
メス猫の繁殖期のピークは2~4月上旬、および6~8月の間に多く見られます。繁殖期が、比較的温暖な時期に集中しているのは、エサが少なく環境の厳しい冬よりも、エサが豊富で環境が温順な季節に出産した方が、新生子の生存率が高まるためです。(中略) 繁殖期のピークは、緯度が北に寄れば寄るほど、上記したものより遅くなり、逆に南に寄れば寄るほど早まると言われます。繁殖期の回数は通常2回ですが、野良猫の場合は年1回、短毛種の場合は3回以上など、生活環境や種によってまちまちです。なお、年齢的に繁殖のピークは2~8歳ですが、30歳で出産したという世界記録もあります。

猫の発情から交尾まで~繁殖期における発情期と交尾行動について写真や動画で学ぶ【子猫のへや】

ピーク以外の時期にも発情・交尾・妊娠しないとは限りませんが、交尾の多い季節は2月~4月上旬と6月~8月です。
ハナちゃんが脱走したのも3月上旬でした。(ちなみに2階ベランダから飛び降りました。初めてベランダに出て、即。飛び降りる予行演習なしで。繁殖期の猫の行動力、甘く見たらダメ!

 

◆猫の妊娠期間

猫の妊娠

妊娠(にんしん)とは、オスの精子とメスの卵子が出会って受精卵を形成し、それが子宮壁に着床して成長する過程ことです。猫の妊娠期間は60~68日と幅があり、最も多いのは63~65日の間です。

猫の妊娠から出産まで~子猫を産む際の兆候や母性行動について写真や動画で学ぶ【子猫の部屋】

 

つまり、3月1日に交尾したとして、出産は5月上旬 です。
未避妊の猫が脱走や迷子になってから戻った場合、いなくなった日を交尾の日として計算し、出産日の見当をつけます。
悲しいことですが、「生ませない選択(堕胎)」も可能です。
未避妊のメス猫が外に出た場合、妊娠の可能性をすぐに考えてください。
(発情シーズン以外でも、念のため。室内飼いの猫は季節を問わず発情することもあり、オスは発情メスの出すフェロモンによって発情スイッチが入ります。)
動物病院に問い合わせて、妊娠検査が可能になる時期が来たら、すぐに検査してください。

子猫は、早い子だと生後4か月前後で発情します。見た目はまだまだ子猫でも、もう妊娠が可能になり、育ちきっていない母体にはリスクが大きいことです。

「動物病院では妊娠していないと言われたのに、生まれた!」
という書き込みも目にしたことがあります。
いちどの受診で判明しない可能性もあるので、上記サイトの猫の妊娠期間の様子をよく読み、猫の体に変化がないか、よく観察してください。
人間にとっても初めてだと、よく見ているつもりでもわからないこともあります。
数週間空けて再検査したほうが確実です。
産ませないなら、母体に危険の少ないうちに…

 

B.里親募集に適した週齢(月齢)

これもケースバイケース、それぞれの週齢(月齢)での掲載に、メリットとデメリットがあります。
結論から言いますと、

「里親募集に1日の大半を費やし、長期戦も覚悟で良い里親さんを選び抜く」覚悟がある

「生まれたら、1日も早く掲載」。

「里親募集だけに時間と労力を使うことはできない。短期決戦で集中して募集したい」

「生後3週~生後1ヵ月で掲載」。

「里親募集に割ける時間がほとんどないため、募集からお渡しまでをなるべく短期で完了させたい」

「離乳後(生後2か月~成猫)に掲載」。

となります。

では各時期のメリット・デメリットについて。

 

◆生まれてすぐに里親募集掲載するメリットとデメリット

メリット:
「生まれてすぐの段階から、今後の成長をずっと追うことができる」という「運命の出会い感」を応募者さまに感じていただける。
ミケちゃんとサビちゃんの里親さんは生まれてから数時間後にした掲載を見て、即ご応募くださいました。ご応募いちばんのりで2匹が決まったのは本当にご縁としか言いようがありません。

時間をかけて里親さまのお人柄や飼育環境などを知ることができる。
(たくさんやりとりするほど見えてくるものが増える。お断りして募集を再開することもできる。)

たくさんの応募のなかからベストな里親さまを選ぶことができる。

★本当に全力で臨める場合は、「生まれてすぐ募集掲載」がベストタイミングです。
(身も心もボロボロになりますが…)

 

デメリット:
里親さま決定からお渡しまでの期間が長い。
その間、里親さまの気持ちが離れないように気を遣う。
(成長報告や、何度も子猫に会いに来ていただくなど)
(義務ではありませんが、多かれ少なかれ、やりとりを続けることになります)

幼すぎると良い写真を撮るのが難しい。(母猫が離さない)(猫団子状態で区別できない)

すぐにお渡しできない。(離乳後のお渡しが原則のため…生後2か月~)

子猫の特徴が あいまいな状態での掲載となり、あとから内容の加筆修正が必要になる。
(それぞれの性別、毛色、性格など個性や体質、持病など)

早く掲載するほど、新しい募集に埋もれて目立たなくなってしまう。
(内容更新、その告知拡散、サイトによっては掲載削除して再掲載などの努力が必要)
(ネコジルシだと募集内容で検索をかけて絞り込んで見てもらえるので、
「一覧で見えにくい場所に流れるから見てもらえない」というわけでもありませんでしたが…
日が経つほどに増えていく募集に焦りを感じていました)

「なるべく幼い赤ちゃん猫が可愛いから、欲しい」簡単に考えている方からの応募が増えてしまう。
(子猫を育てた経験のなくて大変さをイメージできていない人や、幼いうちに母親から離される猫の立場で考えるに至っていない人も、少なからずいらっしゃいます。)
(赤ちゃん猫を「毎日毎日」「数時間おきに」「誤嚥させない(気管から肺に入ると命取り)」ように注意しつつ人工哺乳するのは、知識と経験と強い責任感が必要、猫飼い初心者には非常に困難
ご応募を「検討」し「お断り」するのも、なかなか神経をすり減らすことです…応募が多ければいいとは決して言えません)

「ひとさまに差し上げる子を預かり育てている」プレッシャー

 

●生後3週~生後1ヵ月で里親募集掲載するメリットとデメリット

メリット:
子猫それぞれの特徴を把握して詳細情報を掲載できる。(性別・毛色・性格・健康状態など)

可愛い写真や個別写真を撮りやすくなる

ご応募いただいてからお渡しまでの期間が適度な長さ。
数週間~約1ヵ月は、正式譲渡の前に里親さまとコミュニケーションを取るには適度な長さです。
破談になったとしても、まだ子猫らしい姿なので、募集再開しやすいです。

デメリット:
先に掲載している同条件の里親募集に、良い里親さまを先取りされてしまう。

 

●離乳後(生後2か月~成猫)に里親募集掲載

※「離乳後」は「離乳食や子猫用フードを食べられるようになる時期以降」の意味で書いています。
「完全離乳:は、サバちゃんの場合、生後9か月でした…

メリット:
すぐにお渡し可能。

子猫それぞれの特徴を把握して詳細情報を掲載できる。(性別・毛色・性格・健康状態など)

最高に可愛い写真を撮りやすくなる。(体のサイズ、表情やしぐさ、毛並みなど)

月齢が進むほど、ベストな健康状態でお渡しできる。
(健康診断、駆虫、ワクチンや避妊去勢手術など)

いちばん可愛い時期を子猫と一緒に過ごすことができる。

 

デメリット:
決まってからお渡しまでが短いため、心の準備ができないまま突然の別れ。
(長く育てるほど愛情も執着も育ってしまいます…)

お渡し前の事故や脱走、障がいや病気の判明など、予測外の事態が起きて、破談になるリスク。

子猫にかかる費用の負担が大きくなる。
(エサ、トイレ、おもちゃ、キャリー、医療費など)
(費用や猫の代金を要求は禁止されているサイトが多いです。)

子猫らしさを失って成猫に近づくほど、人気が落ちるのが実情。

長く一緒にいるほど猫への感情移入が肥大化して、ペットロスになる。
(「やっぱり返してください」と言い出したり、里親さんにストーキング?したりする例も…)

 

【4.里親募集サイトの掲載、ベストタイミングは? まとめ】

・秋~冬は生まれる子猫が少ないため、募集が少なく、募集側に有利。
・「自分にとってのベストタイミング」は、里親募集にどのくらい時間と労力を避けるかによる。
・全力・長期戦覚悟なら生まれた当日に掲載
・他の仕事などと両立させつつの募集なら、生後3週~生後1ヵ月頃に掲載
・里親募集に割ける時間がほとんどないなら、すぐお渡しできる月齢(離乳後の生後2か月~)

 

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◆個別に相談したい方へ◆

いかがでしょうか。
里親募集サイトに掲載するタイミングを考えるだけでも、これだけ大変なことです。

里親募集は、猫を実際にお世話している愛情ある人がご自身ですべて行うのが本来望ましいですが…

「自分ひとりでは、とても無理」と、心が折れそうになる方も少なくありません。

個別にアドバイスを希望される方のために、低料金で請け負うサービスを「ココナラ」にて始めました。
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※私が里親募集のすべてを代行するわけではありません。原稿代筆、画像加工、ポスター作製、アドバイス、激励を行います。
※ひとりで同時に受注できる数には限りがあります。キャパを越える場合は受付停止いたします。

 

 

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