猫保護活動について 里親さん募集のハウツー

猫保護活動ボランティアは一般人への歩み寄りも必要

 

官庁「お墨付き」NPOに飼えなくなった猫を託して大丈夫?検証報告 の続き、【おまけ】です。保護活動をしている人と「普通の人」のギャップを埋めるために提案します。

 

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Cats by Krzysztof Belczyński

 

以下は、自分のボランティア参加経験(猫の保護ではありませんが)を踏まえ、
某SNSでの猫の飼育方法や保護活動等をめぐる対立を見て、個人的に思うことです。
(特定の人や団体についてではなく、全体的な印象です…私の知る範囲で、ですが)

 

【普通の人の感覚を否定しないで】

一生懸命に活動していると、
「一般の人の感覚」「一般の人が見てどう感じるか」を見失いがちです。
活動のやり方、飼育方法の違いでも然り。
「自分と違うやり方や考え方の人が、自分の書いたものを読んで、どう感じるか」
を見失ったり、
自分が正しいと思うあまり、
ときには意図的に、批判的なこと、攻撃的なことを書いてしまったりします。

 

渦中にいる人ほど
「こんなに頑張っているのに、どうして理解されないの、関心を持ってもらえないの」
「自分のしていることは正しいのに、どうして」
という悪循環に陥る危険があります。

 

その苦しさのあまり、たまたま目についた自分と同じではない人たちに対して、
日頃の思いをぶつけてしまったりします。
そのことが、自分により過剰なプレッシャーを背負わせたり、
相手や傍観者の反感を招いてしまったりすることも、少なくないのではないでしょうか。

 

私にも、そんな苦い経験があります。
なかなか、活動に無関心な人たちの気持ちや立場を理解できませんでした。
その反省をこめて、書かせていただきます。

 

【まずは友好的なアプローチを】

猫の保護活動の必要性や実際を広く知ってもらうために。
関心を持ってもらうために。
活動を支援してもらったり、
「あの団体(あの人)は良い活動をしている」
「あの人・あの団体の言うことなら、耳を傾けてみたい」という評価を得るために。

 

親近感を持ってもらうこと・信頼してもらうことが第一歩です。
いまは無関心または活動に批判的な人たちにも、ふところを開く姿勢が大事です。
人の行動も思考も感情に左右されるので、
プラスの感情で良い関係をつくることが大切です。

 

自分と違う意見=自分を否定する意見 と思う必要はないです。
立場が違えば考え方も行動もちがい、それぞれに理由があります。
100%の正解も、100%の誤りもないはずです。
違う立場からの発言によって得られる情報もあります。

 

せっかく「猫が好き」という共通の思いを持つ場で出会ったのですから、
それを前向きでともに成長できる関係にするために。
「多くの人に伝わりやすい表現」「誤解や反発を招かない表現」を用い、
基本的には友好的に接すること、意見を闘わせても敵対しないこと。
このことを、もっと重要視するべきだと思います。

 

これは「批判された」とショックを受けている人にも言えることです。
必ずしも否定されているわけではありません。
経験を踏まえて、真剣にアドバイスしてくれていることも多いと思います。

 

【「自己満足」と言われないために】

 

風通しの良い開放的なムードで接してください

ボランティアなどでありがちな、仲間内だけの閉鎖的な雰囲気。
他の立場からの意見に耳を傾けないムード。
当時者には「そんなつもりはない」でしょうが、そう思われてしまいかねない表現が、
オープンの場でも目につきます。
(愚痴を吐きたいこともあるでしょうが…それはオープンの場では出さないほうが良いかと)

 

活動を通じてつらい思いをすることも少なくないので、
日頃の怒りや悲しみが、たまたま出会った「意識の低い人」に向いてしまいがちですが…
それでは、残念ながら…「自己満足の世界」から広げていくのが難しいです。
せっかく力説しても、心を閉ざされてしまっては、伝わりません。

 

気楽に思ったことを言えない雰囲気は、新しい支援者もシャットアウトしかねません。
「人の心を傷つけない表現」「どんな相手に対しても敬意を持った表現」
気を付けているつもりでも、時に忘れてしまいがちなことです。
たしかに、知識や経験のある人ほど「歯がゆい!」とイライラすることは多いと思いますが…

 

「言葉から受けるニュアンスは人それぞれ」

インターネットは基本、文字で表現する世界ですので、
(画像でアピールする方法はとても有効ですが)
否定的なニュアンスに解釈されかねない、きつい表現には気をつけたほうがいいです…
誰かを批判することが活動の目的ではないはずです。

 

言葉はナイフです。
たった一言でも、心の奥まで刺さり、いつまでも痛みを残します。
実生活にまで影響することもあります。
自分の痛みを思い出し、相手の痛みを想像してください。

 

言葉使いのニュアンスは人それぞれ、言葉から受けるニュアンスも人それぞれです。
顔も知らない相手が読むのですから、誤解を招かない表現が安全です。

 

感情的対立を生まない、前向きな意見交換、情報交換。
これがインターネットの理想だと思います。

 

【立場や考えの違う人も手を取り合って、猫のためにできることをしたい】

人間が対立し、そのやりとりに疲れている間にも、
里親さんが見つからなくて殺処分に追い込まれる猫たちや、
保護されなくて繁殖してしまう猫たち、
里親詐欺で命を失う猫たちが出てしまうかもしれません。

 

まず人間同士が前向きな話し合いができる環境が大切ではないでしょうか。
個人でできることもありますが、
複数の人間が協力しなければできないことも多いですから…

 

敵は作らず、仲間を増やす。
できる範囲で協力し、自分とちがうスタンスの人を肯定まではしなくても、
少なくとも否定はしない。

 

以上を、この記事で提案してみたいと思います…
わかってくださる方も多いと信じています。

 

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Cats by Nikita

 

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